琉球紅型の染め帯です。
こちらは人間国宝の紅型作家さんの元で研修している方の作品です。
本紅型らしい立派な仕上がりになっております。
松竹梅と雪輪の柄も、定番の古典柄ですが、趣味性が少なく飽きの来ない柄ですので、締め易い帯と思います。
著名な作家さんのものよりもかなり控えめなお値段になります。
染でも織でも九寸帯は、気軽に実用のものとしてお使い頂きたいと思っておりますので、十万円をこえない綺麗な帯を取り扱えるよう日頃より心がけております。
黒地の飛び柄の小紋に合わせてみました。染めの小紋にも合いますし、紬にも合わせ易いです。
ほかにも柄違いで紅型名古屋帯が数点ございます。
こちらの西陣織の九寸帯は、特価品として用意したお品です。
百貨店などにも多く出品されているメーカーさんのものです。菊亀甲の柄でモダンな雰囲気があります。
茶の地色は、薄い地にも濃い地のお着物にも合わせられますので、コーディネートの一つとして重宝いただける帯だと思います。
こちらは本藍染めの色無地です。特別に取り寄せました。
日本人の肌の色は黄色系ですので、藍のような寒色が肌馴染みが良いのだそうです。古くから日本人に愛されてきた色だけあって、
藍には日本人を魅了する美しさがあります。
「瓶覗」「縹色」「勝色」など藍染め由来の色名が多いことからも、いかに日本人の暮らしと共にあったかが想像されます。
日本書紀にも深縹(こきはなだ)・浅縹(あさはなだ)などの色名が出てくるのだそうです。
藍は生きているなんて言いますが、藍を建ててから枯れるまで色の変化があり、空気に触れて発色していくのが奥深いです。
化学染料とは違い簡単に色が決まりませんので、何度も色を重ねて染めるからこそ、存在感のある風合いが出ます。
本藍染の色無地は数点ご用意しましたので、実際に色の違いをお楽しみ頂ければと思います。
3月7日〜14日まで開催しております創業祭の期間中、紅型・藍染めなどお品物をご覧頂けましたら幸いです。
綺麗なお花をいただきました!ありがとうございます!