8月1日にコレド日本橋で「Coredo 落語会」が開催され、柳家権太楼さんが出演されるということで見てきました。
柳家権太楼さんは、高座数が日本一というほどライブ三昧の人と聞いておりましたし、
面白いという噂をかねがね聞いておりました。
実際にライブで聞いていますと、
流石、期待を裏切らない実力派の噺家さんという感じでした。
しかし、偉い人という感じが一切出ておらず、凄くリラックスしてお話される方で、むしろとてもおとぼけた雰囲気をされているのも、逆に名人って感じがします。
コレド日本橋では
「猫の災難」
という演目をされていたのですが、下町にいるお調子者の酔っ払いの役が最高に面白かったです。
お腹を抱えて笑いました。
お酒に酔った町人がどんどん客人のお酒を飲んで魚を食べてしまい、挙句全て猫のせいにするというあらすじなのですが、
ソーシャルディスタンスで隣の席と間が離れていて良かったと思うほど凄く笑いました。
9月5日(土)大手町独演会「ザ 柳家権太楼 其の七」をよみうり大手町ホールで開催します。
— 柳家権太楼 (@office_gontaro) August 26, 2020
今回のネタは「茶の湯」「鰻の幇間」他。
ネット生配信でもご覧いただけます。
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問:産経新聞社 新プロジェクト本部:03-3243-8343 pic.twitter.com/KLvxcZUokU
また、最近ではコロナの関係もあってか、ライブストリーミングで大手町ホールでの独演会の様子を配信されております。
こちらは9月5日〜配信されていたので拝聴しました。
着物の業界にも落語が好きな方はとても多いのですが、どうしても志ん朝さんのようなもう今ではライブで聞くことの出来ない落語家さんの話で盛り上がりがちです。
しかし、やはり今寄席で出演されている凄い落語家さんを聞きにいく事はとても勉強になるというより、とても楽しいと思いました。
とても素敵な落語家さんだと思います。これからも活動を追いかけて行きたいと思います。